フィリピンと日本の文化の違いについて

 フィリピンと日本では、文化や食事など様々な点で異なります。この記事では、それらの違いについて筆者が感じたものをまとめて紹介いたします。

生活編

トイレに紙が流せない

 東南アジアの国ではトイレに紙を流せないことはよくありますが、ここフィリピンでも同様に禁止されています。理由は日本とは異なり下水道がしっかりしておらず、トイレに詰まるからです。必ず、トイレの横に備え付けられているゴミ箱に捨てましょう。最初は「えー」ってなりますが、意外にすぐに気にならなくなります。ただし、ウォシュレットがついていないことがほとんどですので、日本から携帯ウォシュレットは持って行ったほうが良いと思います。

セルフィやインスタグラムが大好き

 フィリピン人と仲良くなるとInstagramで繋がることが良くあります。その際、彼らの投稿を見てみるとセルフィが多いことに気づきます。特にWednesdayとかいうコメントを付けてセルフィをアップロードしているのを見ると、日本人よりも自分が好きなのかなって思ったりします。

キリスト教の人が多い

 フィリピン人の多くはキリスト教の信者です。そのため、日曜日には教会に行くという方が多い印象です。また、教会のコミュニティーも盛んで、教会主催のイベントに積極的に参加している方も多く、クリスマスシーズンなどは、パーティー三昧の印象です。

アニメが大好き

 日本のアニメが大好きです。特に挙げられていたのが、ワンピース、ナルト、進撃の巨人、鬼滅の刃あたりでした。ただ、現地の人達は、英語版のコミックは高いため直接は買わずに、海賊版を見ている模様。。。対策をしっかりしないといけませんね。

食事のサーブが遅い

 レストランに入ってオーダーしてから30分後にメニューが来ることはざらにあります。たまに、通っていないメニューもあったりしますので、あまりにも遅いのであれば、確認したほうが良いかもしれません。

Buy 1 Take 1

 スーパーやWatsonなどでは、「Buy1 Take1」って書かれている商品があります。これは1つ買ったら、もう一つおまけでついてくる、という意味で、要は1つの価格で2つ買える、ということです。半額のほうが良いのにってこちらは思いますが、フィリピンではこの方式でセールされています。

会計のジェスチャーが違う

 よく日本ではペンを書くふりや、指をクロスして「チェック」をお願いしますが、フィリピンでは額のあたりで、横長の長方形を描きます。これはレシートを意味します。

ショッピングモールに入るにはセキュリティゲートを通る必要がある

 空港の保安検査のようなゲートをくぐり、カバンの中身をチェックされます。テロ対策と思います。

誘いにはその場では断らず、当日に断る人が多い

 当日になって、嘘ってわかるような理由(親戚が来る、兄弟の誕生日を忘れていた等)で断ってくる人が多かったです。

食事編

チキンが大好き

 国民的ファーストフードのジョリビーやマンイナサル、チョーキンでは、チキンが主役と言っていいほど人気です。どこにいってもチキンです。この国ではビーフはあまり好まれません。あるフィリピン人に聞いたところ、高いからと言っていました。

白米が大好き

 ジョリビーやKFC、マクドナルドでは、セットで白米がついてきます。

クッキーが大好き

 フィリピンのスーパーでは、大きなクッキーコーナーが設けられています。

揚げ物が多い

 フライドチキン、春巻き、バナナの揚げ物まであります。

生ものはほとんど食べない

 刺身はもちろん、ビーフステーキのレア、ミディアムですら気味悪がる人が多くいます。

コーヒーにミルクや砂糖が入っている

 ブラックコーヒーをオーダーするときには、「砂糖無し、ミルク無し」とはっきり言わないと、甘いコーヒーが出てくることが多いです。カフェラテも同様です。

スイーツがとても甘く感じる

 日本よりも砂糖の量、脂肪分が多いように思います。また味付けやカラーリングも大胆な印象です。下の写真はややアメリカンな感じですね。紫のUBEって書かれているのは、見た目通り紫いもと同じで、フィリピンの名産ですのでUBEを見かけたら是非トライしてみてください。

夕食時にはお酒は飲む人が少ない

 お酒が好きな人も多いのですが、レストランではあまりお酒をたしなむ人は少ない印象でした。お酒を飲む場合は控えめ、もしくは二軒目にバーで飲む人が多いです。参考までに、おすすめのレストランはこちらのページに記載しています。

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